味覚障害

2014-03-23

味覚障害
味覚障害味の基本は甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5つです。しかし、最近こうした味を正常に感じられない味覚障害の日本人が増えていることが週刊朝 日2014年3月21日号の中で紹介されていました。

味覚障害の主な原因は、亜鉛不足と持病薬の副作用だそうです。口の中で食べものから味を取り込んでいる味細胞は、亜鉛が不足すると機能が落ち、味 を感じにくくなってしまいます。
亜鉛の必要量は成人男性で1日12ミリグラム、女性は9ミリグラム。通常の食事でおおむね摂取できる量ですが、極端なダイエットやインスタント食 品、加工食品ばかりの偏った食生活では不足してしまうと書かれていました。

降圧薬や糖尿病薬、抗うつ薬などの中には、副作用で亜鉛不足を起こす薬があり、持病で薬を飲んでいる人は、注意が必要だとも書かれていました。
唾液は食べものを溶かして味覚物質を味細胞に運ぶ役割を担っています。しかし、唾液の分泌が少なければなかなか味細胞に到達できず、味を感じにく くなります。
東京歯科大学千葉病院の味覚異常外来の井上孝教授は唾液分泌を促すマッサージとよく噛むことを勧めていました。

配信 Willmake143


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