お口の菌活

2017-08-26

お口の菌活
お口の菌活日経ヘルスと家庭画報の2017年9月号に、口腔から腸まで行き渡り、全身の健康を促す有益な乳酸菌 “ロイテリ菌” が紹介されていました。
ロイテリ菌は、もともとはヒトの口腔内や母乳などにも備わっていた乳酸菌で、ピロリ菌の増殖抑制効果、虫歯菌や歯周病菌の抑制効果などが確認され ています。
しかし、残念なことに、ロイテリ菌は多くの現代人の体内から失われてしまいました。食品添加物、農薬などの化学物質やストレスが原因ではないかと 考えられているそうです。

家庭画報の記事には、「ロイテリ菌を体内にとりもどせば、おなかの調子が悪い、風邪をひきやすい、歯周病になりやすい、肌が荒れるなどのさまざま な不定愁訴も解消され、健康寿命を延ばすことが期待できます。
実際に現在、世界90以上の国と地域の医療機関がロイテリ菌をバクテリアセラピー(菌のバランス管理による予防医学)に役立てています」 と書いてありました。
また、ロイテリ菌は、乳幼児のアトピー性皮膚炎の緩和作用や赤ちゃんの夜泣き(疝痛による)の予防などで幅広く応用されているとのことです。
スウェーデンなど欧州各地では、免疫バランスの向上のためにロイテリ菌が乳児用粉ミルクに配合されています。
母親が出産前にロイテリ菌を摂取すると母乳中の免疫成分が増えることも証明ずみ。“安全であること” は私たちが健康を得るうえで譲れない条件です。ロイテリ菌が妊婦さんや乳幼児に積極的に用いられていることは、その安全性を裏付ける事実にほかなりませ ん」 という文章で家庭画報の記事は締めくくられていました。


お口の菌活
歯科医院でしか購入できなかったL.ロイテリ菌が、今秋には、L.ロイテリ菌入りのトローチやヨーグルトの商品として、コンビニやスーパーなどで も購入可能になります。

配信 Willmake143


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