半日断食
2022-09-20
体重減少、血糖値や血圧の低下、体内の炎症を抑える、腸内の善玉菌を増やす。
14時間以上ものを食べない、いわゆる「半日断食」は医学的に多くの効用が確認されていると2022年9月17日の日経新聞が伝えています。
細胞内で不要なたんぱく質を分解するオートファジーが進み、細胞のがん化や老化を抑える作用もあるそうです。
論文は16時聞断食の効果を調べたものが多いのですが、時聞栄養学に詳しい早稲田大学先端生命医科学センターの柴田重信教授は「14時間でも効果がある。最初は12時問から始めても良い」と話しています。
現代人に実行しやすいのは朝食を抜くことですが、「朝食を抜くのは問題がある」と柴田教授は注意しています。
何日も続ける断食と違い、半日断食では断食前の準備食や終了後の回復食を気にする必要はありません。断食中にしてはいけないことも特にありません。
断食中は筋肉が減りやすいので適度な運動で刺激し、筋量を維持した方が良く、断食中に運動するとオートファジーもさらに活性化するといいます。
半日断食をしてはいけない人もいます。まず、がんがある場合。オートファジーはがんの発生を抑える一方、がん細胞を増殖させる可能性もあるからです。
妊婦、成長期の子ども、やせ気味の高齢者も危険です。糖尿病の薬をのんでいる人は低血糖を起こすことがあるので、必ず主治医に相談して下さい。
配信 Willmake143
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