2月, 2012年

「かかりつけ歯科医」の条件

2012-02-29

「かかりつけ歯科医」の条件“なぜ、「かかりつけ歯科医」のいる人は長寿なのか?”というタイトルのワニブックス新書が2012年2月に出版されました。
著者は福島県立医科大学を卒業し現在、首都大学東京の教授である星旦二先生です。2001年からの6年間に13,066人の高齢者を追跡した調査によって「かかりつけ歯科医をもつ人」ほど寿命が延びるとともに、要介護にもなりにくいことが明らかになったそうです。

また東京都港区芝歯科医師会との共同追跡調査によって、歯科医師や歯科衛生士の支援を受けることで日々の適切なセルフケアが維持され、さらに専門的な口腔ケアも並行することで、QOLが向上し、結果的に健康寿命の延伸にもつながっていることが次々に明確になったと書かれています。

「かかりつけ歯科医」の条件として、症状や治療法について分かりやすい説明をしてくれる、治療だけでなく予防からメンテナンスまで対応してくれる、歯科衛生士の役割を尊重していることなどがあげられています。

配信 Willmake143

口から食事 こだわって

2012-02-29

口から食事 こだわって朝日新聞社は、2012年2月4日に東京で「朝日 健康・医療フォーラム」を開催しました。
鎌田實さんが健康づくりのために「生活をちょっと変えよう」と題した基調講演をされましたが、新宿で「最後まで口から食べられる街」をテーマに研究会を開いている歯科医師の五島朋幸さんも話をされています。


口から食事 こだわって医師、歯科医師、歯科衛生士、管理栄養士、ケアマネージャーらと連携して、食べる支援態勢を地域で整える活動をされている五島さんによれば、「口から食べることは楽しみ、幸福感、コミュニケーションツールに加え、免疫力にも関与し、口から食べていないと免疫力は低下する」のだそうです。

胃に穴を開け栄養を入れる胃ろうは、有効な一つの手段ではあるが、胃ろうを入れた患者さんの元気がなくなるのをみてきた五島さんは、口からの食事にこだわってほしいと訴えていました。

配信 Willmake143

バランスの取れた魅力的な唇

2012-02-29

バランスの取れた魅力的な唇資生堂ビューティトップスペシャリストとして活躍している西島悦さんが、“大人きれいメーク術” というコラムの中でバランスの取れた魅力的な唇の描き方を紹介していました。(2012年2月17日の西日本新聞に掲載)
魅力的な口元は品格を高める大切なポイントなので、口紅をサッと塗るだけなんてもったいない。

ほんの少し手間をかけることで、バランスの良いすてきな口元を手に入れられるそうですので、生き生きとした大人の女性の口元にチャレンジしてみては如何ですか?


バランスの取れた魅力的な唇女優やモデルだけでなく、一般のお客さんへのメーク指導も行ってきた西島悦さんが現場で培ってきた美容理論を盛り込んだ本「西島悦の大人きれいメーク」はアマゾンで5ツ星です。

配信 Willmake143

薬も手術もいらないめまい・メニエール病治療

2012-02-29

薬も手術もいらないめまい・メニエール病治療難聴や耳鳴などの症状を伴うめまい発作を繰り返すとメニエール病と診断されますが、調査をするとメニエール病の患者さんの特徴がはっきりと表れるそうです。

「患者さんはもともと、周囲の期待に応えたいという資質があって、自分を抑えて、仕事や家事との両立や介護を与えられた状況の中で何事にも熱心に取り組みます。
自分で進んでやっていることなので普段はそれをストレスと感じることもありませんが、無理を重ねて不眠症になることもしばしばです。
しかし自分の努力が報われず、周囲からの高い評価や感謝の気持ちが得られないと報酬不足の状態になります。
この状態が長く続いたり、さらに多忙で心労が重なったり、トラブルが発生したりした時、ストレスに耐えられなくなって身体症状―めまいや嘔吐や難聴が誘発されると考えられます」

こう書いているのは、慶應義塾大学医学部助教授や東海大学医学部教授を務めた後、めまいメニエール病センターを開設した高橋正紘先生です。
角川SSC新書として2012年1月に出版された「薬も手術もいらないめまい・メニエール病治療」の本の中からその一部を紹介しました。

配信 Willmake143

非アルコール性脂肪肝炎 歯周病治療で改善

2012-02-29

非アルコール性脂肪肝炎 歯周病治療で改善2012年2月23日の日本経済新聞に、非アルコール性脂肪肝炎が歯周病治療で改善するという記事が載りました。
お酒をほとんど飲まないのに、血液検査をするとなぜか肝機能の数値が高いという方がいらっしゃいます。

飲酒しない人も発症する非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者が歯周病菌を保有する割合は、健康な人の4倍にもなるそうです。
横浜市立大や大阪大の研究チームの研究結果によると、歯周病治療をした結果、3ヵ月後には肝機能が大幅に改善されました。

これまで、歯周病と心臓病や脳卒中、糖尿病などとの関連性が指摘されていますが、肝炎での報告は初めてです。
横浜私立大の中島淳教授は、「脂肪肝の人は肝炎に進行させないように、口腔内の衛生を保つことが大切だ」と話されています。

配信 Willmake143


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