12月, 2013年

インプラントを長くもたせるために

2013-12-31

インプラントを長くもたせるために
インプラントを長くもたせるために週刊朝日は “知って得する!新名医の最新治療” を連載していますが、2013年12月6日号ではインプラントをとり上げていました。

インプラント治療を受けることで、噛む機能を回復することができる。歯を失った人にとって、この喜びはとても大きい。そのインプラントを長くもた せるためには、歯科医院での定期検査とかみ合せのチェック、メンテナンスのほか、患者自身による毎日のプラークコントロールが欠かせない。
インプラント治療は、「定期的な歯科医院への通院」と「毎日のセルフケア」の両軸が前提になっていると書かれていました。

ところが、高齢になるとこの前提が崩れてしまうことがあると日本大学歯学部歯科病院の萩原芳幸さんが言っています。
高齢になると、認知症や脳卒中で介護が必要になることもあるし、がんなどの大病を患えば、長期の入院も必要になったりして、適切にインプラント治 療が行なわれていても、歯科医院への通院や口腔ケアができなくなったりするからです。
こうした高齢になってからのリスクにどう対応するかを考えておく必要があります。記事の中の、インプラントの「長く安全な使用は、患者と歯科医師 の二人三脚が鍵」だという言葉はとても大事な言葉です。

配信 Willmake143

口の訓練で、むせを防ぐ

2013-12-31

口の訓練で、むせを防ぐ
口の訓練で、むせを防ぐ「ぱぱぱぱぱ・・・・」って5秒で何回言えますか?同じように「た」と「か」をそれぞれ決まった時間内に何回、発音できるかで口の機能をみる 「オーラルディアドコキネシス」という手法が注目されつつあると2013年12月14日の朝日新聞が伝えています。

「オーラル」は口、「ディアドコキネシス」はくり返し運動の意味があります。
「ぱ」は唇、「た」は舌の前の方、「か」は舌の後ろの方をうまく動かすことで発音していますが、それは唇を閉じて食べものを口の中に収め、舌での どの後ろの方へと運んでいく機能とかかわっているそうです。

九州保健福祉大教授の原修一さんや国立保健医療科学院の三浦宏子さんたちによれば、「ぱ」と「た」は5秒間に25回、「か」は24回、3つの音を つなげる「ぱたか」は8回言えれば、大丈夫で、これらを下回るようなら嚥下機能を鍛える体操を試みた方がいいと書かれていました。
嚥下機能を鍛えるには、舌を少し口より前に出した状態で唇を閉じ、つばを飲み込むベロ出しゴックン体操などがあります。食事中にむせるといった症 状が重くなる前に、自分の飲み込む力を知ることができるので「ぱぱぱぱ・・・・」のオーラルディアドコキネシスを試してみて下さい。

配信 Willmake143

元気で長生きするための食生活

2013-12-30

元気で長生きするための食生活
元気で長生きするための食生活油っぽいものや肉は避け、野菜や魚中心の食生活を送っている高齢者は少なくない。こうした食事が続くと、低栄養に陥る可能性があり、低栄養と思 われる人の死亡危険度は、そうでない人に比べ1.5倍以上高いという記事が2013年12月30日の毎日新聞に載っていました。
脳卒中や心臓病などの心血管病の死亡リスクが高まるだけでなく、転倒骨折事故や免疫力低下による肺炎、認知症のリスクも同時に高まることが確認さ れているそうです。

1.3食食べない日が週2〜3日以上ある
2.肉は体に良くないのでもっぱら魚を食べる
3.牛乳や乳製品を取るのは2日に1回以下
4.野菜は生で食べることが多い
5.主食は食べず、おかずだけで済ませることが多い
6.年をとったら、あまり食べなくてもいいと思っている

−などに該当する人は要注意だと書かれていました。高齢者の栄養と寿命の関係を研究している東京都健康長寿医療センター研究所の新開省二さんは、 低栄養の高齢者は3割近くいると推測していて「現在の栄養指導は、取りすぎのリスクを問題にしすぎており、下限値の基準がほとんどない。
高齢期を元気に過ごすための栄養指導に切り替える必要がある」と指摘していました。

配信 Willmake143

顎関節症

2013-12-20

顎関節症
顎関節症顎(あご)の関節がうまく動かせなかったり、食べものをかむときに痛んだりしたときは、顎関節症の恐れがある。
「カク」と音がなる程度の軽い症状を含めると、日本人の半数近くが発症するといわれているという記事が2013年12月20日の日経新聞に載って いました。顎関節症の代表的な症状は

1.口を開けようとすると顎が痛む
2.口を開けづらい
3.顎の関節から音が鳴る の3つです。

かつては、かみ合わせの悪さが最大の原因とされたが最近は、顎に負担がかかる日常生活での動作や精神的なストレスの積み重ねが原因となる人が多い そうです。
特に現代社会ではパソコンや携帯電話を使うときの前傾姿勢で顎関節や筋肉に負担がかかりやすい。また、生活が大きく変化する時期は、歯を食いしば る癖が出やすく、顎への負担が増すと書かれていました。

日本歯科大学病院の原節宏・顎関節症診療センター長は自宅で簡単にできるマッサージを紹介しています。
指に力を入れて、首の後ろからゆっくりと前に移動する。こめかみを指で押して小さな円を描く。指に力を入れて、ほほやあごの関節部に小さな円を描 くというのが、顎関節症の症状を改善するマッサージです。

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自律神経の乱れにご用心

2013-12-01

自律神経の乱れにご用心
自律神経の乱れにご用心自律神経は呼吸や心臓の動き、血液の流れ、食べ物の消化、体温などを制御しています。
自律神経のうち、活動しているときや興奮・緊張するときに強く働くのが「交感神経」、リラックスしている時や眠っている時に強く働くのが「副交感 神経」です。
両者はシーソーのようにバランスを取りながら健康を保っていて、交感神経は午前中に、副交感神経は夕方から夜にかけてそれぞれ活性化するという記 事が2013年12月1日の日経新聞に載っていました。

自律神経のバランスが悪くなると病原体などから身を守る免疫システムにも影響し、交感神経が優位な状態が続くと体内でつくられるリンパ球が減り、 風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなるそうです。

順天堂大学の小林弘幸教授は「自律神経のバランスを整えると、病気になるリスクを減らせる」と訴えています。
よいバランスを保つためには、十分な睡眠、規則正しい食事、適切な運動、深呼吸、笑いなどを心がけるようにと記事には書かれていました。

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