3月, 2016年

めまい

2016-03-23

めまい
めまいNHKテレビテキスト きょうの健康の2016年3月号のメイン特集は、めまいでした。

めまいの原因には、いろいろなものがありますが、多くは耳の病気が原因となって起こります。東海大学医学部付属病院のデータによれば、耳に原因の あるめまいが、めまい全体の6〜7割を占め、脳に原因があるめまいは1割だということです。
片方の耳にそれぞれ3つの半規管と2つの耳石器があり、この5つのセンサーが体のバランスをとる重要な働きをしています。センサーの調子が悪くな ると、体のバランスをとるための情報が、脳にうまく伝わらななくなり、めまいが起きてしまうのだそうです。自分自身は動いておらず、天井や床も動 いていないのに、あたかも動いているかのように感じるのは、脳に誤った情報が伝わることで起こる錯覚だと書いてありました。めまいを起こす耳の病 気には、次のようなものがあります。


めまい




めまい


めまいのなかには、脳の病気で起こるものもあります。代表的な病気が、脳梗塞、脳出血、脳腫瘍です。

□ ろれつが回らない 
□ 言葉がうまく出てこない 
□ 飲み込みが困難になる 
□ 体にしびれや麻痺がある 
□ 激しい頭痛がある 
といった症状を伴ってめまいが起きている場合には、脳の病気が考えられます。めまいの多くは、耳の病気が原因なので、心配しすぎることはありませ んが、脳の病気が疑われる場合には、早急に対処しなければなりませんと書いてありました。


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運転中の突然死を防ぐには

2016-03-18

運転中の突然死を防ぐには
運転中の突然死を防ぐには運転中に意識を失い、人をひいてしまったら・・・・。2016年2月26日に大阪・梅田で起きた事故はひとごとじゃありません。週刊朝日の 2016年3月18日号が、運転中の突然死を防ぐにはどうすればいいのかという記事を載せていました。

運転手が運転中に病死するケースは実は少なくなく、国内外の調査では、交通事故の1割程度にのぼり、高齢ドライバーが増えるに伴い、運転中の突然 死が増える可能性があるということです。
運転中の突然死の問題を研究する滋賀医科大学の一杉正仁教授は「運転中は常に緊張を強いられているため、血圧は平均で10程度上がります。高血圧 の人だと、さらに血圧が上がり、虚血性心疾患や脳血管疾患のリスクが高まります」とコメントしています。


運転中の突然死を防ぐには


また、研究論文 「50年間の東京23区内における自動車運転中の突然死」 によれば、突然死が最も多いのは51歳〜60歳で、41歳〜50歳が続いています。


運転中の突然死を防ぐには


「40〜50代の男性には、高血圧と診断されている人が意外と多い。でも自覚症状がなく、日常の多忙もあって、治療をしていない例が少なくない。 高血圧を放置すると、この年代でも脳出血や心筋梗塞を発症する。運転中だけでなく、日常的に突然死を起こすリスクを背負っている」と記事には書い てありました。突然死を予防するために「とにかく血圧の管理を」と一杉教授は力説しています。

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不眠の悩み

2016-03-13

不眠の悩み
不眠の悩み眠りの悩みはさまざまですが、悩みの中身は年齢層によってかなり違います。若い世代では有効な対策が、中高年では逆効果になることもあるという 記事が2016年3月12日の日経新聞に載っていました。

睡眠トラブルを年齢層別にみると、世代ごとに特徴があり、2014年に厚生労働省が公表した「健康づくりのための睡眠指針」では、世代別に起きる 問題と対策などを助言しています。


不眠の悩み人は年をとると自然に睡眠時間が短くなり、眠りも浅くなりやすい。こういった症状は、加齢とともに誰にでも現われます。それにもかかわらず、若 いころと同様に、 「睡眠不足対策」 という発想で対応すると 「むしろ不眠が悪化しやすい」 と睡眠の指針作りに携わった日本大学医学部精神医学系の内山真主任教授は語っています。
「不眠に悩む人が早めに床に入るのは逆効果」 だと国立精神・神経医療研究センターで睡眠障害を研究する三島和夫部長もコメントしています。
ただ、睡眠の悩みの背後に、うつ病や睡眠時無呼吸症候群といった病気が隠れているケースもあるので、下記にあてはまるようなら医療機関を受診しよ うと記事には書いてありました。




不眠の悩み



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“マインドフルネス” でストレスを軽く

2016-03-06

“マインドフルネス” でストレスを軽く
“マインドフルネス” でストレスを軽くグーグルといった名だたる企業が、続々と導入して、いま注目を集めている 「マインドフルネス」 を2016年3月5日の朝日新聞が紹介していました。

マインドフルネスは、仏教の瞑想に由来しますが、米国でストレス低減法として体系化され、うつ病や不安障害などの治療に薬物や認知行動療法と組み 合わせて使われているそうです。
ビジネス誌 プレジデント2016年4月4日号には、マインドフルネスは、脳科学の進展によって科学的な検証が重ねられ、仕事のパフォーマンス向上や職場の人間関係改 善に効果があることが明らかになってきたと書いてありました。


“マインドフルネス” でストレスを軽くマインドフルネスに詳しい早稲田大学の熊野宏昭教授は、瞑想の練習は、 「思考」 と 「現実」 の区別をつける訓練になると新聞のインタビューでコメントしています。

例えば、 「明日は、嫌なあの人に会わないといけないと考えている時に、不安を消そうとすると、余計に気になり、 “嫌だな” という感情が大きくなることがある。考えなくてもいいことを考え続けて、思考の泥沼にとらわれている状態だ。しかし、実際に、目の前にその人がいるわけで はない。瞑想で、鼻を通る空気や腹のふくらみといったリアルな現実に注意を向けることで、思考の泥沼から抜け出す」 ということです。
病気でなくても、ストレスを抱えて暮らしている人は多い。毎日10〜15分程度、瞑想を続けることを熊野教授はすすめています。

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口腔ケアで健康長寿

2016-03-04

口腔ケアで健康長寿
口腔ケアで健康長寿食べる、話すなど、口は人間の根幹の機能を担います。この機能が低下すると、虫歯や歯周病といった口の中のトラブルだけでなく、糖尿病や心臓病 などの全身の疾病につながる可能性があるということを2016年3月3日付の日経新聞が伝えています。

記事の中で、神戸製鋼所の健康管理センターで歯科医長を務める大山篤さんらが実施した調査結果を紹介していました。
インターネットで一般の退職者に、自分の健康で後悔していることを尋ねたところ 「歯の定期検診を受ければよかった」 が33%で最多となり、 「たばこをやめればよかった」(22%) などを引き離したそうです。
大山歯科医長は 「退職前後に歯を悪くしてから歯の大切さに気付く人も多い。手の施しようがあるうちに受診を」 とコメントしていました。

女性誌 婦人画報の2016年4月号も 「すべての健康は “お口” に通ず」 という特集を載せています。いま、口腔内の環境が全身の健康に及ぼす影響が、次々と明らかになってきているので、今回、取り上げているのは、歯のホワイト ニングなどではなく “お口” 全体のお話です。インナービューティの鍵は口腔ケアにあり!と特集のはじめに書いてありました。


口腔ケアで健康長寿



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