11月, 2013年

認知症の6割がアルツハイマー

2013-11-30

認知症の6割がアルツハイマー
認知症の6割がアルツハイマー2013年11月2日の朝日新聞に、認知症についての記事が載っていました。
厚生労働省研究班の調査で、65歳以上の高齢者の15%にあたる462万人が認知症だという実態が明らかになり、4人に1人が65歳以上の高齢社 会を迎えるなか、認知症もひとごとではなくなりましたと書かれていました。

認知症は脳の老化で、記憶力や判断力が衰えていく状態のことです。認知症の6割がアルツハイマー型認知症だそうです。
人はある日突然、認知症になるわけではありません。加齢とともに脳の働きにダメージを与えるタンパク質がゆっくりと脳にたまっていき、認知症にな るまでには10〜20年の時間がかかるとみられています。

そこで認知症になってから治療するのではなく、なるべく早くその「前段階」をつかまえて、進行を抑えていこうという考え方が広がってきているそう です。
認知症の専門医が「公務員はなぜ認知症になりやすいのか」という本を出していて、その本の中で、“年に3回は歯医者さんで歯周病チェックを”と書 かれていました。

配信 Willmake143

親知らず要注意

2013-11-29

親知らず要注意
親知らず要注意奥歯のさらに奥に生える親知らず(埋伏智歯)。邪魔なら抜けばいいと簡単に考えがちだが、年をとると抜歯は難しくなり、しびれなどの後遺症のリ スクも無視できないので、十分な知識をもって最善の治療を受けるようにという記事が2013年11月29日の日経新聞に載っていました。

親知らずが他の歯と同じように表面に出て普通に生えてくればそのままにしておいても問題はない。
しかし、実際には骨に埋まった状態で横向きに曲がって生え、隣の歯にぶつかることも多い。隙間ができて無数の細菌が入り込み、増殖して炎症を引き 起こしやすくなる。
悪化すれば炎症は周囲に波及する。筋肉や組織の隙間で蜂の巣状に炎症が起き、うみがたまる蜂窩織炎や骨髄炎を起こして顎骨の壊死を招いたり、まれ に全身に菌がまわる敗血症になったりする恐れもあると書かれていました。

中高年以上では硬くなった周囲の骨と癒着して抜歯が難しくなる傾向があります。北海道大学大学院歯学研究科の田村正人教授は「歯の定期検診でレン トゲンで親知らずが曲がったり埋もれたりしているのがわかったら抜歯を考えるとよい」と勧めていました

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ドライマウス

2013-11-19

ドライマウス
ドライマウス口のなかが渇いていると感じる「ドライマウス」と呼ばれる症状を抱える人は、全国に800万人いるそうで、軽く考えない方がいいと2013年 11月9日の朝日新聞が伝えていました。

ドライマウスは口のなかの唾液が減った状態で、口のなかの唾液が少なくなると、ものをかみ砕いたり、のみ込んだりしにくくなる。食事がとりづらく なれば、体重が減っていき体調を壊すといったケースは珍しくないと記事には書かれていました。

高齢者にドライマウスが多いのは、薬の副作用の場合もあるので、「主治医と相談し、いまの健康状態に合わせ、薬を整理してみてほしい」と九州歯科 大の柿木保明教授(老年障害者歯科学)は語っています。
また東北大学の笹野高嗣教授(口腔診断学)は唾液の分泌を促すために、よくかんで食事をすることや耳たぶの下からあごの下あたりをマッサージする ことに加えて、薄めの昆布茶を飲むことをすすめています。
昆布茶には「うまみ」の成分、グルタミン酸が豊富に含まれていて、このうまみは酸味より唾液が分泌される時間が長く続くため効果が高いそうです。
塩分の取りすぎを避けるため、昆布茶を通常より3倍ほどに薄めるといいと書かれていました。

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上手に体を温めるには?

2013-11-09

上手に体を温めるには?
上手に体を温めるには?上手に体を温めるには?効果も倍増する使い捨てカイロの賢い使い方が2013年11月19日の朝日新聞で紹介されていました。
全身が冷えるとき、意識するとよいツボが2つあるそうです。おへそから指2本分下にある「気海」と首を前に曲げたときに飛び出る骨のすぐ下にある 「大椎」の2つで、ここに使い捨てカイロをあてると効果的だと書かれていました。
また、内くるぶしから指4本分上の「三陰交」というツボを温めると下半身の冷えに効果的で、土踏まずのやや上のへこんだ部分の「湧泉」というツボ を温めると足の冷えに効果的だそうです。

カイロによる低温やけどを防ぐために次の5つが明記されていました。

1.寝るときには使わない
2.ベルトなどで強く押さえない
3.衣類に貼る、靴用といった使い方を守る
4.貼るタイプは肌に直接あてない
5.糖尿病などで血行障害のある人や冷え症が深刻な人は、熱さを感じない場合があるので特に注意

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歯周病は万病のもと

2013-11-09

歯周病は万病のもと
歯周病は万病のもと2013年11月9日の日経新聞に、『歯周病は万病のもと』と題した記事が載っていました。

自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに進行する歯の病気「歯周病」は、放っておくと全身にさまざまな影響を及ぼすことがわかってきているの で、歯茎に違和感を覚えたら、まずは歯科医院を受診し、日ごろのケアの指導を受けることが大切だと書かれていました。

歯と歯茎の境目の溝のことを歯周ポケットといいますが、その中に歯周病菌が潜んでいます。
そして炎症を起こしたところから歯周病菌やその毒素が血流にのって運ばれるために全身へ影響を及ぼすのです。
歯周病に関係する病気として、高血圧や高脂血症、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、骨粗しょう症などが挙げられています。こうした病気のリスクを抑える ためにも、早めの歯周病対策が大切で、歯科医院での定期チェックで歯周ポケットの中のプラーク(歯垢)や歯に付着した歯石を除去してもらうことを 記事の中ですすめていました。

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