血液のにごり

2015-08-20

血液のにごり
血液のにごり血液検査で採血された血液は、白血球や赤血球などの成分が取り除かれ、そのあとに残った 「血清」 という成分で、血糖値、中性脂肪値、コレステロール値などを詳しく調べます。
この血清は通常、黄色で透明ですが、「にごり」 を生じることがあります。このにごりの正体が中性脂肪です。食後しばらくの間に現われるこの血液のにごりは 「食後高脂血症」 と呼ばれ、最近、医学界で注目されていると、NHKためしてガッテンの2015年夏号に書かれていました。

健康診断で、にごりがなくても、気づかぬうちに血液に異変が起きていることがあるそうです。
食後高脂血症を放置してはいけない理由は、中性脂肪の “残りかす” が血管壁の内部に蓄積して、動脈硬化を引き起こしてしまうからです。

血液のにごりには自覚症状がないため、早めの対策が何よりも大切になります。にごり解消の対策として有効なのは、 「内臓脂肪を減らすこと」 と 「筋肉を増やすこと」 だと書かれていました。
誌上で紹介されていた内臓脂肪を減らす簡単なワザは、よく噛んで食べることと最初に野菜を食べる2つだけです。
また筋肉を増やす簡単なワザは、3分間の速歩きと スロースクワット(1日に5〜10回を2セットが目安)です。
私たちの身近にある 「果糖」 のとりすぎは 「血液のにごり」 にも大きく関係し、生活習慣病などの病気の引き金となります。食品を買うときは 「ぶどう糖果糖液糖」 の有無を確認し、果糖の含有量の低いものを選んで、自分が果糖をとりすぎていないか意識することが大切だと京都大学大学院の仲川孝彦特定准教授が述べてい ました。


血液のにごり


配信 Willmake143


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