子どもの浴槽での事故を防ぐには

2021-07-23

子どもの浴槽での事故を防ぐには
子どもの浴槽での事故を防ぐには
子どもは声や音を立てずに溺れることがある―。
溺れる時は助けを呼びながら手をばたつかせるイメージがありますが、日本小児科学会のチームが未就学児の保護者に浴室で溺れかけたケースについて尋ねたところ、8割以上が声を出さず、3割が音を出さなかったということです。
幼い子どもにまつわる浴室での水のトラブルについて、特徴と対策をまとめた記事が2021年7月21日の毎日新聞に載っていました。
子どもの浴槽での事故を防ぐには子どもが溺れる場合、海や川を想像しがちですが、意外にも浴室での発生が多いということです。
消費者庁によると、2010年12月〜2021年5月に医療機関から寄せられた14歳以下の子どもが溺れたケース100件のうち、74件が家庭での入浴中に起きていました。
また、厚生労働省の2019年の人口動態統計によると、不慮の溺水で亡くなった0〜4歳は17人。うち浴槽で溺れたのが13人に上っています。


子どもの浴槽での事故を防ぐには日本小児科学会のチームの責任者を務める佐久総合病院佐久医療センター(長野県)の坂本昌彦医師はグラフィックデザイナーらと協力しながら子どもの医療情報をイラストなどを使って分かりやすく伝える活動をしていて、子どもが静かに溺れる事例について全国の学会メンバーと協力して2019年に実態調査してみました。

配信 Willmake143


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