薬の見直し

2016-09-17

薬の見直し
薬の見直し週刊朝日の2016年9月16日号に「多剤併用と副作用」と題した記事が載っていました。また2016年9月18日の日経新聞は、高齢者が服用 する薬を減らす取組みが広がってきていることを伝えていました。

厚生労働省の研究報告によれば、75歳以上の約3割が10種類以上の薬を飲んでいて、それによって、意識障害や低血糖、肝機能障害、ふらつき、転 倒などといった副作用の症状がみられるそうです。
薬の副作用は、高齢者の体の弱っている機能をより悪化させ、寝たきりなどにつながることもあり、近年では、減薬を含めた薬の見直しがすすめられて いると週刊朝日の記事には書いてありました。


薬の見直し


薬の見直し
薬の種類と飲む回数を減らせば、患者本人も家族も管理が簡単になり、飲み忘れがきっかけで起こる 「薬の効きすぎ」 を防ぐことができます。
ただ、東京大学病院老年病科の秋下雅弘先生は「高齢者がからだの不調すべてを取り除こうとすると、どんどん薬が増えてしまいます。しかし、医師に 無断で薬をやめるのは、別の副作用が表れる可能性があるため、厳禁です」 といっています。最近では、高齢者が多剤併用にならないようにサポートする調剤薬局も増えてきています。


配信 Willmake143


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